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カンボジア渡航記 その⑤ 振り返り!

2015/11/04

カンボジア-トゥールスレン博物館

こんにちは!

さて、4回目を迎えます現地調査振り返り!

そして、今回日記を書くのは私、大野です(^-^)

その日は予備日で「キリング・フィールド」「トゥール・スレン博物館」に行ってきたときの話ですね。私はもう、3回目で何回もいって楽しい場所ではないんですけどね。まあ、そんなときの話ですw

【8月15日】 『カンボジアから平和を願って』

渡航メンバーの大野です。
みなさん、暑い日をいかがお過ごしでしょうか?
カンボジアも日本と同じく暑いんですけど、カンボジアの方が湿気がない分、過ごしやすいんですよね。

ここまで、4人のメンバーが書いてきて、どうでしょうか?私も各メンバーが書いたのを見て、それぞれの個性が出ていて、面白いなーと。あ、他メンバーのブログを読んでいない人は是非、読んでから私のを読んでくださいね!

 

さて、今日は私たちは「キリング・フィールド」と「トゥール・スレン博物館、夜にプノンペンの「ナイトマーケット」に行ってきました!

プノンペン ナイトマーケット

今回は、「キリング・フィールド」と「トゥール・スレン博物館」に行った話をします!

簡単に、「キリング・フィールド」と「トゥール・スレン博物館」の説明をしますと、ポル・ポト政権時のクメール・ルージュの話になります。当時、第2次世界大戦が終わり、フランスの植民地から独立したカンボジアは、誰が政権を握るかというところにありました。ここで、出てきたのが「ポル・ポト」です。共産主義者だったポル・ポトは、階級をいらない労働者だけの国をつくろうとしました。そこから、教師や医師などの知識を持つ人を殺し、しまいには疑心暗鬼に陥り、証拠もない頭がよさそうな人などの見た目から多くの人々を拷問にかけ、殺していきました。そして、その時に、罪人として収容され、拷問された場所が「トゥール・スレン博物館」であり、その後に処刑するための処刑場だったのが「キリング・フィールド」です。
私たちは、そんな場所に8月15日という終戦日に行ってきました。まさか終戦日にかぶるとは思っていなくて、びっくりしました。これも何かの縁なんでしょうかね。

私個人としては、3回目の訪問で、正直何度も行って、気持ちのいい場所ではありません。天井まで積まれている頭蓋骨。
土に落ちている衣服の切れ端や骨。
床に染みた血痕。
番号をつけられた人々の写真。

キリング・フィールド

何度行っても慣れないです。なんでこのようなことが起きてしまったんだろう。彼らは何を思っていたのだろう。色々な思いが私の中でぐちゃぐちゃになって、溜まっていきます。

みなさんも1度は、訪れてみてください。このような大虐殺は過去に本当に起こったことなのです。この事実を真実として、受け止めていかなければなりません。私はいつまでもずっと、このぐちゃぐちゃで言葉にできない気持ちを心に持ち続けます。

 

平和を願って。これからずっと、人々の叫び声をごまかすディーゼルエンジンの音が響くのではなく、子どもの歌声が「キリング・フィールド」に響きますように。

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