2016夏カンボジア渡航日記~2日目~
2016/09/30
こんにちは!
今日は今年夏に行った現地渡航の2日目です。
今回は支援地での活動日なので、ぜひご覧ください!!
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『初めてのピス村』
こんばんは!
今日は当団体が支援をさせていただいているコンポンスプー州のピス村を初めて訪問しました。
具体的にやったこととしては、村のお寺への挨拶、新村長・副村長・旧村長への挨拶をした後に、数年前に当団体が設置した井戸の管理に関するインタビューを行いました。
これまでずっと先輩方の話でしか知ることのできなかったピス村を実際に自分の足で訪れ、自分の目で見ることが出来てやっと自分も本格的に参加することができるのだなと感じました。
ただ今日の活動の中で、自分はいくつか疑念を抱きました。一つはせいぜい年に一回か二回しか来ないよそ者の自分たちが、村のことに首を突っ込んだり支援と言ってあーだこーだやったりしていいのか、いやそもそもそんなにやる必要があるのかということです。今日は井戸管理のインタビューを行いましたが、正直言って住民の人たちがそこまで困っているという印象を受けなかったし、今日来たばかりの自分たちがいきなりインタビューと言って彼らにあれこれ話を聴くのはどうもいやらしいなと個人的には感じました。とは言うものの、時間をかけて徐々に距離を縮めてからやろうなんて言えるほど時間があるわけでもないので致し方ないのかなとも感じずにはいられず、非常にもどかしい思いではありました。
もう一つは、自分たちはカンボジアの教育を支える会とあるように教育に焦点を置いているのに、今回のフィールドワークでは教育分野での事業の比重が軽く、井戸衛生分野の事業の比重が非常に重くなっており、どうも趣旨というか本分からかい離してきてしまっているというか、どこかよそから来ていろいろ助けてくれる人たちみたいに考えられているのかなと感じました。教育事業が少ないのは紛れもない事実ではあるのですが、現在当団体のメンバーで来年以降も残る者が少なく、今回新しい事業を教育分野で始めてしまうと途中で打ち切りにしなければいけない恐れがあり、今回はあくまで既存事業の継続という方針を取ったという背景があったことは考慮にいれなければいけないとは思いますが… もう一度立ち返る必要がなくもないのかなとは思いました。
おそらくフィールドワーク中まだまだ感じたり考えたりする機会があると思うので、またこのブログでも報告できたらと思います。
三年 マキノ