2016カンボジア渡航日記~7日目~
2016/10/14
こんにちは。
カンボジア渡航7日目です。
活動日で、井戸衛生事業に関することを行った日でした。
活動を通して、日本と違う環境の中で過ごし、感じたことを語っています!
それでは、どうぞ♪
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『日本人』
こんにちは!
フィールドワーク7日目です。
今日は、ピス村で授業の見学と井戸衛生の炭の埋め込みをしました。
授業見学は、もともとアポイントメントをとっていなかったのですが、笑顔で迎えてくれてありがたいものですね。夏休み中の特別授業のようで、自主参加みたいなので来ている生徒の数は多くはありませんでした。授業は英語をやっていました。慣れない発音に悪戦苦闘しているようでしたが、それは日本もカンボジアもかわらないなと思いました。
炭の埋め込みは、私たちがお世話になっているピス村には現在5基の井戸があります。井戸は洗濯・お風呂だったり、飲料水だったりと様々な用途で使われています。私たちがここで問題にしたのは水質汚染です。要するに、洗剤やシャンプーリンスの混じった水がそのまま土壌へと流れてしまうのです。さらに、カンボジア人の習性としてゴミをそのまま土にそのまま捨ててしまう傾向があります。これは、土に捨てて土に還すということなのですが、昔はプラスチックなどなかったですから問題はありませんでしたが、今はプラスチックゴミや化学ゴミが中心です。やはりこれも水質汚染につながってしまうのです。このような背景がある中、私たちは炭の埋め込みをすることにしました。炭は浄化作用があるので、井戸の周りに埋め込むことで、井戸から流れてきた水を炭で綺麗にしてもらおうということです。
最初は自分たちでシャベルを借りてやろうということだったのですが、シャベルの扱いが下手で、現地の方に手伝ってもらいました。やはり使い慣れている人は違いますね(笑)
カンボジアはゆっくりとした時間が流れています。特に私たちがお世話になっているピス村のような地方や田舎は本当にのどかです。今日も炭を頂くときに、家の軒先のようなところでゆっくりさせてもらいました。カンボジアに限らず海外は日本に比べてそういうゆっくりとした時間があるように思えます。私はスペインにも行ったことがあるのですが、シエスタと呼ばれるお昼寝の時間がありますしね。私は毎回そういう時間の中であまり気持ち的にゆっくりぼーっとできないんですよね。残念ながら。次のことを考えたり、この時間に作業してしまいたいなと思う自分がいたり。なんか、ああ、日本人なんだなと思います。これはこれでいいんでしょうけども、悲しいですね。でも、人の過ごし方はそれぞれですから、その人にとっての過ごしやすい過ごし方があるのでしょう。そこに正解なんてないですしね。
明日は、フェスタ用の調味料を取りに行くなど簡単な用事が少しずつあるので、用事を済ました後はゆっくり過ごしたいと思います。
では、また明日。